ゴロ世界史

1701〜1713年 スペイン継承戦争の語呂合わせ

スペイン=ハプスブルク家が断絶し、ルイ14世の孫がフェリペ5世として王位につくと、フランスとスペインが一つの王家で結ばれることを恐れたイギリス・オーストリア・オランダが同盟して戦った(1701〜13年)。北米では英仏がアン女王戦争として戦い、戦場はヨーロッパの外へも広がっている。

1713年のユトレヒト条約で、フェリペ5世の王位は認められた代わりに仏西の合同は禁じられた。イギリスはスペインからジブラルタルとミノルカを、フランスからニューファンドランドなどを得たうえ、スペイン領アメリカへの奴隷供給契約(アシエント)まで手にする。**18世紀の3つの大戦争と講和条約**——スペイン継承戦争→ユトレヒト条約、オーストリア継承戦争(1740〜48年)→アーヘンの和約、七年戦争(1756〜63年)→パリ条約——の対応で問われやすい。

みんなの語呂(2件)

「これで覚える」は1つの事象につき1つだけ選べます。選び直すと、そちらへ移ります。

  • 否(いな・17)、王(お・0)冠は一(1)つに束ねさせぬ。ユトレヒト条約で仏西の合同を禁じる

    編集部2026/8/28

  • イチナナ(17)ライブで、オイ(01)コス塗ってすべすべ化粧(スペイン継承)

    編集部2026/8/28

    編集部選評

    二桁ずつ、二つのブロックで1701を取る。イチナナ で17、オイコス の頭二音で01。**「オイ」の二音で01を出すところが利いている。**0はふつう れい・まる・ゼロ のどれかを使うが、ここでは お と い を並べただけで済ませた。しかもそれが実在するヨーグルトの商品名の一部なので、数字を取り出している気配がまったく出ない。残りの「コス」は何も担わずに捨てられているが、捨てないと商品名として立たない。**捨てた二音が、拾った二音を数字に見せないための衣になっている。**

    「すべすべ化粧」から スペイン継承 を引くのは、この作品集でも遠いほうの変換だろう。すべすべ で スペ、化粧(けしょう) で 継承(けいしょう)——後者は い の一音を抜くだけだが、前者は音の重なりが薄い。それでも通るのは、ヨーグルトを顔に塗るという具体的な絵が先にあって、すべすべ がその結果として自然に出てくるからだ。**一語の変換が弱くても、場面が具体的なら読み手が補ってくれる。**

    そして「化粧」という語が、思いがけずこの戦争の落としどころを言い当てている。**化粧は顔を変えるが、中身は変えない。**この戦争でスペインの王家はハプスブルクからブルボンへ替わった。顔は変わったのである。だがユトレヒト条約が断固として禁じたのは、フランスとスペインが一つの国になることだった。**表面が替わるのは認める、実体が融け合うのは認めない**——列強がフェリペ5世の王位を最終的に呑んだ理屈は、まさにそれである。顔に塗るだけで済ませる、という一語が、十三年の戦争の結論を指している。

    留保をひとつ。その1713年が句に入っていない。この戦争でいちばん問われるのは講和のほうで、ユトレヒト条約によってイギリスがジブラルタルとアシエント(奴隷供給契約)を得たことが、海上覇権への転換点になった。開戦の年だけでは、この戦争がなぜ重いのかに届かない。

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