紀元前490年 マラトンの戦いの語呂合わせ
紀元前490年、ペルシア戦争のさなか、アテネ軍がマラトンの平原に上陸したペルシア軍を撃破した戦い。ダレイオス1世が送り込んだ遠征軍を、アテネの重装歩兵の密集隊形(ファランクス)が打ち破り、ギリシアのポリス世界を守った。
勝利の知らせを伝えるためにアテネまで走った伝令の故事が、陸上競技「マラソン」の由来として有名。この後もペルシアの侵攻は続き、前480年のサラミスの海戦へとつながっていく。ペルシア戦争の流れの起点として年号が問われやすい。
みんなの語呂(2件)
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死球を(490)受けても、前へマラソン
編集部・2026/8/27
編集部選評
し・きゅう・を の三音で490を取り、「前へ」で紀元前を告げ、「マラソン」でマラトンを名指す。年号も時代の向きも事件名も、すべてこの短さに収まっている。
だがこの句の芯は、マラソンが音合わせで選ばれた言葉ではないことだ。勝利を伝える伝令がアテネまで走った故事こそが、競技マラソンの由来である。似た音を借りたつもりが、事件の中身そのものを引き当てている。語呂の言葉が史実と一致する例は、そう多くない。
同じページに並ぶ「死球ゼロの完封勝ち」も同じ死球から出発しているが、そちらは数字を取ったところで足を止めた。この句は、打たれても前へ進むという一つの動きに、野球とマラソンという別の競技を無理なく同居させている。出発点が同じでも、どこまで運ぶかで景色が変わる。
死球(49)ゼロ(0)の完封勝ち、アテネの重装歩兵
編集部・2026/8/26