ゴロ世界史

909〜1171年 ファーティマ朝の語呂合わせ

🗺 「ファーティマ朝」を動く地図で見る(世界史マップ)

909年、**チュニジア(イフリーキヤ)**で成立したシーア派イスマーイール派の王朝。⚠️建国の地がエジプトではない点が繰り返し問われる。969年にエジプトを征服して新都カイロを建設し、アズハル学院を設けた。

この王朝の際立った点は、**君主が初めからカリフを称した**ことである。バグダードのアッバース朝カリフの権威を正面から否定したわけで、イベリア半島の後ウマイヤ朝も929年にカリフを称したため、**カリフが三人並び立つ**時代になった。1171年、サラーフ=アッディーン(サラディン)がアイユーブ朝を建てて滅ぼす。同じ時期にスンナ派の側で対抗したセルジューク朝とは、宗派も君主の称号も学院も対になっていて、まとめて問われる。

みんなの語呂(2件)

「これで覚える」は1つの事象につき1つだけ選べます。選び直すと、そちらへ移ります。

  • ファットマン、90くぃろ(909)以内(171)はせーふ

    編集部・2026/8/30

    編集部選評

    **算用数字と音を混ぜている。**「90」はそのまま二桁として置かれ、続く「くぃろ」の く が9を足して909になる。数字を残らず音へ変えるのが語呂の常道だが、この句は半分だけ変えた。体重の90キロという表記が、そのまま年号の一部として働いている。**数字を数字のまま句に置いても成立する**という、見落とされがちな抜け道を使っている。

    「以内」で171。い・な・い の三音で三桁。しかも「90キロ以内はセーフ」という一続きの判定文になっているので、そこに年号が二つ入っていることに気づきにくい。

    「ファットマン」でファーティマを呼ぶ。ふぁっとまん と ふぁーてぃま——促音と長音の差だけで、子音の並びは f・t・m で完全に一致している。太った男という絵が体重の話を呼び、体重の話が判定を呼ぶ。一行が勝手に転がっていく。

    そして「セーフ」が、この王朝の核心に触れている。**ファーティマ朝の君主は、初めからカリフを称した。**バグダードのアッバース朝カリフの権威を正面から否定したのである。イベリア半島の後ウマイヤ朝も同じ頃カリフを名乗ったため、イスラーム世界にカリフが三人並び立つ時代になった。**誰がカリフとしてセーフなのか**——それが争われた王朝である。判定の語が置かれているのは、偶然にしては具合がよい。

    留保をひとつ、これは大きい。**建国の地が句にない。**この王朝はエジプトで生まれたのではなく、チュニジアで挙兵している。カイロを建設したのは60年後の969年で、**建国地がエジプトでない点は繰り返し問われる論点**である。カイロの王朝という印象だけが残ると、そこを落とす。1171年に誰が滅ぼしたのか(サラーフ=アッディーン)も句の外にある。

  • 苦(く・9)を(0)く(9)ぐり抜け、チュニジアで挙兵。カリフを称したファーティマ朝

    編集部・2026/8/30

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