ゴロ世界史

1644年 明の滅亡・清の中国支配の語呂合わせ

1644年、李自成の反乱軍が北京を占領し、崇禎帝が自害して明が滅亡した。直後、明の武将呉三桂の手引きで山海関を越えた清(満洲人の王朝)が李自成を破って北京に入城し、中国支配を開始する。ひとつの年に「明の滅亡」と「清の入関」が重なる、劇的な王朝交代の年である。

清はその後、康熙・雍正・乾隆の3代で最盛期を迎え、現在の中国の領域の原型となる大帝国を築く。1368年の明建国とセットで、明清交代の流れを整理しておきたい。

みんなの語呂(3件)

「これで覚える」は1つの事象につき1つだけ選べます。選び直すと、そちらへ移ります。

  • ミンミンゼミ(明)、拾(16)ってよしよし(44)…でも滅亡

    編集部2026/8/27

    編集部選評

    「拾って」が、この年に起きたことの順序を正確に写している。明を倒したのは清ではない。李自成の反乱軍が北京を落とし、崇禎帝は宮城の裏山で自ら首を吊った。清が山海関を越えて入ってきたのはそのあとで、李自成を追い払い、主のいなくなった都を手にしたのである。清は王朝を倒したのではなく、落ちていたものを拾った。

    蝉を置いたのも効いている。ミンミンゼミは自分の名を二度鳴いて明を名乗り、しかも短命の代名詞である。土の中で何年も待って、地上に出れば数日で死ぬ。二百七十六年続いた王朝の最期が、拾い上げられて手のひらで鳴き、そのまま動かなくなる小さな虫の絵に畳まれる。慰めても助からない。よしよし、と撫でる手つきの空々しさが、この句をただの語呂から引き離している。

    結びの「でも滅亡」は身も蓋もない。しかしこの身も蓋もなさが正しい。あの年に起きたのは、要するにそういうことだった。

    なお同じページの下書きも「ヒーロー、よしよし」と、ひろ で16、よしよし で44を取っている。割り方はまったく同じである。違うのはそこから先で、あちらのヒーローは誰を指すのか最後まで分からない。こちらは蝉という手に取れるものを置いた。同じ数字から、抱えられる絵が出てくるかどうかの差は大きい。

  • 色(16)々仕(4)舞(4)いの明王朝、277年の幕

    編集部2026/8/26

  • ヒーロー、よしよし(1644)と北京入城…すぐ清に交代

    編集部2026/8/26

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