1963年 アフリカ統一機構(OAU)の結成の語呂合わせ
1963年5月、エチオピアの首都アディスアベバに独立アフリカ諸国31カ国の代表が集まり、アフリカ統一機構(OAU)が結成された。エンクルマらが唱えたパン=アフリカニズム(アフリカは一つ)を制度の形にしたもので、残る植民地支配の一掃と、加盟国どうしの紛争調停を掲げた。本部もアディスアベバに置かれている。
会議の地がエチオピアだったことには理由がある。1896年のアドワの戦いでイタリアを退けたエチオピアは、アフリカ分割の時代を通じて独立を保った数少ない国で、独立の象徴だった。OAUは2002年、より統合を深めたアフリカ連合(AU)へ改組される。「1960アフリカの年 → 1963 OAU → 2002 AU」の並びで問われる。
みんなの語呂(2件)
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一苦労(196)さん(3)、31カ国まとめてアフリカ統一機構
編集部・2026/8/28
いくぜ(19)ローソン(63)! エチオピアアイス(アディス)!
編集部・2026/8/28
編集部選評
いくぜ=19、ローソン=ろ(6)そん(3)。四桁が全部そろっている。年号の一部を時代の常識に預ける句が多いなかで、これは先頭の1まで句の内側に入れてきた。「ぜ」の一音を捨てて勢いを買っているのも効いていて、捨てたぶんだけ句が走る。
そのうえで「アイス」がアディス(アベバ)を運ぶ。あいす と あでぃす は二音を共有するだけで、変換としては大胆な部類に入る。それでも迷子にならないのは、直前に「エチオピア」が置かれているからだ。国名を先に立て、その首都を崩した音で受ける。長い外国地名を扱うときの順序として正しい。
コンビニでアイスを買う一場面と、アフリカ統一機構の結成会議は、どう考えても繋がらない。繋がらないまま、句のほうが先にひとつの事実に触れている。エチオピアはコーヒーの原産地である。エチオピアの、冷たい飲み物。狙って置いた取り合わせではないだろうが、当たっている。
留保をひとつ。句のどこにも「アフリカ統一機構」も「OAU」も出てこない。入っているのは年と国と首都だけで、何が起きたかは句の外にある。アディスアベバから本部を思い出せる人には十分だが、逆向きに——OAUは何年か、と問われて この句を引き当てる——には一段の跳躍が要る。地名で事件を代理させる形の、利点と代償が両方出ている。