1861年 南北戦争の開始の語呂合わせ
1861年、奴隷制と保護貿易をめぐる対立から南部諸州が合衆国を離脱して連合国を結成し、南北戦争が始まった。アメリカ史上最多の犠牲者を出した内戦であり、リンカン大統領は1863年に奴隷解放宣言を発し、ゲティスバーグの演説で「人民の、人民による、人民のための政治」を訴えた。
1865年に北部が勝利して合衆国は再統一され、奴隷制は廃止された。戦後のアメリカは大陸横断鉄道の完成(1869年)を経て、急速な工業化の時代へ向かう。
みんなの語呂(3件)
「これで覚える」は1つの事象につき1つだけ選べます。選び直すと、そちらへ移ります。
人は無為(1861)に戦う、南北戦争
編集部・2026/8/27
編集部選評
この作者の句で、人間一般を主語に据えたのは初めてである。エビフライにも食パンにもジャイアンにも、手で触れる物か固有名詞があった。ここには誰もいない。「人は」という総称だけが立っている。
その空白が、この戦争に合っている。南北戦争で撃ち合ったのは同じ国の人間どうしで、顔を見ても敵か味方か分からない。名前を持たない「人」が「人」を撃つ。主語のなさが、そのまま内戦という形式を写している。
同じページの下書きも「人(1)は(8)」と入り方は同じだ。だがそちらは「報いを待つ」と希望のほうへ抜けていく。この句は「無為に戦う」と虚無へ落ちる。同じ二音から、正反対の方角へ進める。
ただし無為と言い切ってよいかは、考えどころだ。この戦争は奴隷制を終わらせた。六十二万という戦死者は、二つの世界大戦で失われたアメリカ人を合わせた数を上回るが、その代償として四百万人が自由になった。何も生まなかったわけではない。
それでも、この言葉が的外れだと言い切ることもできない。戦後の再建は挫折し、南部では黒人から選挙権が奪われ、人種隔離の法が七十年以上残った。公民権法までさらに百年かかっている。解放は約束の形で止まり、果たされるまでに三世代を要した。無為という強すぎる言葉は、その百年を知っている者の目には、案外正確に響く。
リンカン信じ、人(1)は(8)報(6)い(1)を待つ
編集部・2026/8/26
奴隷はもう嫌(18)、無理(61)!と国は真っ二つ
編集部・2026/8/26