ゴロ世界史

1602年 オランダ東インド会社の設立の語呂合わせ

1602年、オランダが設立した特許会社(VOC)。世界初の本格的な株式会社とされ、出資を広く集めて危険な遠洋航海の損失を分散させる仕組みを作った。ジャワのバタヴィアを拠点に香辛料貿易の独占を進め、1623年のアンボイナ事件でイギリスを東南アジアから締め出し、台湾やケープにも拠点を築いている。

日本にとっても特別な会社である。鎖国下で長崎の出島に交易を許された唯一のヨーロッパ勢力がこのVOCだった。18世紀末には経営が悪化し、本国がフランス革命の波を受けて政変に見舞われたこともあって、1799年に解散する。「1602年設立・1799年解散」の約200年をひとまとまりで押さえたい。

みんなの語呂(2件)

「これで覚える」は1つの事象につき1つだけ選べます。選び直すと、そちらへ移ります。

  • 浪人(ろうにん・602)、泣くほど悔しい(799)オランダ東インド会社

    編集部2026/8/28

    編集部選評

    一句に二つの年が入っている。「ろうにん」が602で設立、「なくほどくやしい」の なく と く が799で解散。会社の生涯が丸ごと一行に収まっていて、これはめったに見ない形である。年号の語呂はふつう一点を刺すものだが、この句は線を引いている。

    「泣くほど悔しい」が解散の側に当たっているのがいい。1799年、経営の悪化に本国の政変が重なって、二世紀近く香辛料貿易を独占した会社は幕を閉じた。悔しいという語は音のために選ばれたはずだが、事実の側にちゃんと居場所がある。

    そして「浪人」である。日本語の、しかも主を失った身を指す語が、オランダの会社に当たる。偶然にしては近すぎる。鎖国下の日本にとって、長崎の出島で交易を許された唯一のヨーロッパ勢力がこの会社だった。日本語で覚える語呂の相手として、これほど日本に縁の深い会社もない。

    留保をひとつ。二つの年を積んだぶん、句が長い。そして先頭の1が二度とも句の外にある。1602と1799、どちらも1から始まると分かっていないと、602と799が宙に浮く。設立と解散をひとまとめにできる利点と引き換えの、覚え直しの手間である。

  • 広まる匂い(ひろまるに=1602)、香辛料を独占したオランダ東インド会社

    編集部2026/8/28

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