ゴロ世界史

1882年 壬午軍乱の語呂合わせ

1882年、漢城(ソウル)で旧式軍隊の兵士が起こした反乱。閔妃政権が進める開化政策のもとで新式軍だけが優遇され、旧式軍には俸給が長く滞っていた。ようやく支給された米に砂や糠が混ぜられていたことが引き金になったと伝えられる。兵士たちは閔妃政権に対抗する大院君を擁立し、日本公使館を襲撃した。

清が出兵して反乱を鎮め、大院君を連れ去ったことで、以後の朝鮮に対する清の影響力は一段と強まった。日本は済物浦条約で公使館警備のための駐兵権を得ている。清と日本の双方が朝鮮に軍を置く形ができ、2年後の甲申政変(1884年)、さらに日清戦争へとつながっていく。**甲申政変との順序**で問われやすい。

みんなの語呂(2件)

「これで覚える」は1つの事象につき1つだけ選べます。選び直すと、そちらへ移ります。

  • パパに(882)JINRO(壬午)!

    編集部2026/8/28

    編集部選評

    四音で三桁を取る。ぱぱ で88、に で2。この作品集でも指折りの短さで、無駄が一音も無い。

    JINRO は実在の焼酎の銘柄である。じんろ と じんご。一音だけずらして壬午を呼ぶ手つきは軽いが、効きは強い。しかも借りてきたのが韓国の酒であることに意味がある。十九世紀の朝鮮で起きた事件を、現代の韓国の商品名から引く。時代は千年近く違っても、指している土地は同じである。名前を借りる手のなかでも、借り先と対象が地続きになっている例だ。

    そして飲み食いの句であることが、事件の中身と噛み合っている。壬午軍乱の引き金は俸給だった。旧式軍の兵士には給料の米が長く滞り、ようやく支給された米に砂や糠が混ぜられていたと伝えられる。食い扶持をめぐって兵が蜂起した事件を、酒を差し出す一行が呼び出している。父に一杯という穏やかな絵の裏に、米をめぐる怒りがある。

    留保をひとつ。短さの代償は情報量である。「軍乱」の二字も、兵士も、大院君も、清の出兵も、済物浦条約も、すべて句の外にある。運べたのは年と事件名の音だけで、この事件がなぜ重いのか——清と日本の双方が朝鮮に軍を置く形がここでできた——には、句からは一歩も近づけない。

  • 嫌(18)な俸給に発(はつ・82)火、漢城で兵が蜂起した壬午軍乱

    編集部2026/8/28

語呂を投稿する

投稿すると利用規約(自作限定・禁止表現・投稿の利用許諾)に同意したことになります。

同じ頃の出来事

1882年 壬午軍乱の語呂合わせ|ゴロ世界史