1600〜1858年 イギリス東インド会社の設立と解散の語呂合わせ
1600年、エリザベス1世の特許状によって設立された貿易独占会社。当初はモルッカ諸島の香辛料を狙ったが、1623年のアンボイナ事件でオランダに東南アジアを譲り、インドへ軸足を移した。マドラス・ボンベイ・カルカッタを拠点に、インド産の綿織物を持ち帰ってイギリスで流行させ、それが自国の綿工業を刺激して産業革命の呼び水にもなる。
1757年のプラッシーの戦いでフランス・ベンガル太守連合を破り、徴税権(ディーワーニー)を得ると、会社は貿易の主体から領土支配の主体へ変質した。1857年のシパーヒーの反乱(インド大反乱)の責任を問われて1858年に解散し、インドはイギリス政府の直接統治に移る。「1600年設立 → 1623年アンボイナでインドへ → 1757年プラッシー → 1858年解散」の流れで問われる。
みんなの語呂(2件)
「これで覚える」は1つの事象につき1つだけ選べます。選び直すと、そちらへ移ります。
色(16)を丸(00)ごと買い占め、いや(18)ご破算(58)。インドを飲み込んだ会社の始末
編集部・2026/8/28
東(東インド会社)のヒーロー(1600)、ゴワゴワ(858)解散
編集部・2026/8/28
編集部選評
ヒーローで1600を取る。ひ で1、ろ で6、そして伸ばす音を二つとも0に充てる。**長音を数字として数える手を、一語のなかで二度使っている**。しかも二つとも同じ0なので、伸ばし棒が続けて桁を持つ形になった。捨てられがちな音に二桁ぶんの仕事をさせている。
「東」の一字で会社名を呼ぶのも思い切っている。東インド会社という七音のうち、置いたのは頭の一字だけだ。それで通じるのは、後ろに「解散」という語があって、組織の話だと分かるからである。省略が効くかどうかは、省略した側ではなく、残した側が決める。
「ゴワゴワ」の四音からは858を取る。わ で8、ご で5、そしてまた わ で8。四音で三桁だから一音が余る勘定になる。
布の手ざわりを表す語がこの会社に当たったのは、おそらく偶然だろう。だがこの会社がイギリスに持ち込んで流行させた主力商品は、インド産の綿織物だった。国内の毛織物業者が輸入禁止を訴えるほど売れ、やがて自前で綿布を織ろうとする動きが機械の発明を呼ぶ。布で儲けた会社の最期を、布の手ざわりの語が告げている。
留保をひとつ。1858年が何の年なのかが句にない。前年のシパーヒーの反乱の責任を問われての解散であり、これによってインドはイギリス政府の直接統治へ移った——という因果は、句の外に置かれたままである。「解散」の二字は結果だけを言っていて、なぜ解散したのかには触れない。二百五十八年の幕切れとしては、あっさりしすぎている。