ゴロ世界史

1888〜1918年 ヴィルヘルム2世の治世の語呂合わせ

1888年に即位したドイツ皇帝。この年はドイツにとって**「三皇帝の年」**だった。3月に祖父ヴィルヘルム1世が世を去り、後を継いだ父フリードリヒ3世はわずか99日で病没し、29歳のヴィルヘルム2世が帝位についている。1890年にはビスマルクを罷免して親政を始め、ビスマルクが慎重に張りめぐらせた同盟網を捨てて「世界政策」へ舵を切った。

大艦隊の建設はイギリスとの建艦競争を招き、ベルリン・ビザンティウム・バグダードを結ぶ3B政策はイギリスの3C政策とぶつかった。二度のモロッコ事件でフランスとも衝突し、ヨーロッパの緊張は高まっていく。第一次世界大戦末期の1918年、ドイツ革命が起きて退位し、オランダへ亡命した。「1888年即位 → 1890年ビスマルク罷免 → 1918年退位」で押さえたい。

みんなの語呂(2件)

「これで覚える」は1つの事象につき1つだけ選べます。選び直すと、そちらへ移ります。

  • ぱぱぱ(888)と食い(91)破る(8)ビル(ヴィルヘルム2世)

    編集部2026/8/28

    編集部選評

    **ぱぱぱ で888。同じ音を三つ並べて、同じ数字を三つ出す。**数字の反復と音の反復が形の上で一致しているので、覚える側は「ぱが三つ」とだけ握ればいい。

    そのうえで、ここには狙って作れない一致がある。**1888年は、ドイツで皇帝が三人替わった年である。**3月に祖父ヴィルヘルム1世が死に、跡を継いだ父フリードリヒ3世は99日で病没し、この人物が即位した。「三皇帝の年」と呼ばれている。**三つ並べた ぱ が、三人並んだ皇帝と重なっている。**音の遊びとして置かれた反復が、その年の中身そのものを写していた。

    後半は「食い破る」が担う。くい で91、や で8。そして「ビル」でヴィルヘルムを呼ぶ。建物を食い破る怪獣の絵が立ち上がるのだが、この皇帝が実際にやったのも、壊すことだった。1890年にビスマルクを罷免し、先代が慎重に組み上げた同盟網を捨てて世界政策へ進む。食い破る、という乱暴な語が、この治世の性格を言っている。もっとも、食い破った先に待っていたのは1918年の退位とオランダ亡命だった。

    留保をひとつ、これは実害が出やすい。**「ビル」だけでは、1世か2世かが決まらない。**ドイツ皇帝にはヴィルヘルム1世もいて、しかもその人物は1888年に死んでいる。**この句が指す888年に、二人のヴィルヘルムが同時に関わっている**わけで、即位した側と亡くなった側を取り違える余地がある。句の末尾に「2世」まで入れておくと安全だろう。

  • 嫌(18)というまもなくパパ(88)も逝き、三人目の皇帝ヴィルヘルム2世

    編集部2026/8/28

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